2013年12月9日月曜日

健康診断書をモロッコでもらう場合


在モロッコ日本大使館のHPをみますと、

モロッコでの結婚に必要な書類の中に、


 健康診断書 (Certificat médical)
モロッコ国内の病院で「婚姻のための健康診断」を受けて診断書を作成してもらう必要があります。

と書いてあるので、

婚姻するにあたりモロッコで一番始めにしたのは病院に行くことでした。

病院はラバトの日本大使館と同じ通りにあるアフリカでも有数の大きさを誇る所。

モロッコ人は婚姻の前に皆、健康診断を受けなければいけないそうです。

噂では、結婚前にセックスをしていないかを調べるとか…

そんな事まで考えていたのですが、

いざ「婚姻の健康診断はこちら」(アラビア語)

という紙の貼った所に入ってみると、

笑顔のおじさんが2人。

夫と何やら話してから、

「Are you fine?」と聞かれて、

「Yes,I am.」と答えると、

私のパスポートと夫のIDカードを見ながら、

アラビア語をダーっと書いて、ハンコを押して、

二枚の紙を渡してくれました。

夫がお礼を言ってお金を渡してfinish。

まさかの袖の下が正当化されています。


モロッコ流でやってしまったので、

本当の健康診断の事はわかりません。

真面目な気持ちで読んで下さった方、ごめんなさい。

ただモロッコにはそういう道もあるので、

覚えておくといいかもしれません。













 

2013年12月7日土曜日

モロッコで国際結婚 <結果から>

モロッコでのモロッコ人との国際結婚…

結論から言わせて頂きますと、

ちょーーーーーー大変です。

自分の考えが甘かったなと痛感しました。

日本では、在モロッコ日本大使館のHPを見て、電話して、

とてもわかりやすく、丁寧に日本人の方が教えてくれたので、

まぁ、大丈夫だろうと思っていましたが、

モロッコに来て、モロッコ側の婚姻手続きは半端なものではありません。

書類は揃わない、

アラビア語翻訳は必要、

ムスリムにならなければならない、

金曜日の午後から、週末は役所が完全ストップで動けない。

警察からの返事は来ない。

裁判所に裁判官が居ない。

とにかく、効率が悪く、なかなか前に進みません!

結果、2ヶ月滞在で日本大使館で日本側の婚姻届を出せずに

帰国しなければならなそうな予感……。


アラビア語がわからないので、

夫に従って言われるがままに動いて、

何がなんだか状況が読めなかったのですが、

ここに来てやっと頭の整理が出来てきたので、

私の婚姻の全てはまだ終わっていませんが、

わかった事をブログに書いていきたいと思います。

これからモロッコ人と結婚する日本人が少しでも煩わしい事なく

結婚出来ますように。







2013年9月12日木曜日

無犯罪証明書


無犯罪証明書を取りに行ってきました。

私は東京在住なので、霞ヶ関の警視庁本部へ!

持ち物は前日に確認したところ、

①パスポート

②運転免許証(住所が確認出来る物)

提出先機関からの証明書を要求する文書等、証明書発給の必要性が確認できる書類

③はよくわからなかったので、在モロッコ日本国大使館に問い合わせたところ、

大使館のHPの中のモロッコ人と結婚する際に必要な書類が記載しているページを

コピーして行けばいいということでした。

参考URL→http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/tetuzuki/tokou/tokou.htm

警視庁の周りには警備の警察官がたくさんいて、

ウロウロしている私に厳しめに用事は何か聞いてきました。

無犯罪証明書を取りに来ましたというと、

正面玄関を教えてくれました。

受付では名前と住所を書き、

係りの人が迎えに来て、渡航証明係の部屋へ。

警視庁の中は静まりかえっていて、

空気が冷んやりしている気がしました。

こういうピリッとした空気、苦手だなぁ。。。

頭にサングラスを乗せて、ビーサン、短パンで行ったのを後悔しました。

渡航証明係の方はとても感じが良く、

先日電話した私の事も覚えていて下さり、

申請書の書き方も丁寧に教えてくれてパスポートと免許証のコピーをとって、

指紋を念入りに取られて終了でした。

これで私の指紋は警視庁に保管されるんだなぁ。

無犯罪証明書は2週間で出来上がるということでした。

ちなみに無料です!


2週間後、取りに行ったら封筒を渡されて

絶対に開けないようにと書いてありました。

開けると無効だそうです。

開けないでと言われると開けたくなっちゃう、、、













2013年7月23日火曜日

ラマダン


イスラム圏の方との交流がある方はご存知かと思いますが、

今ムスリムはラマダンの真っ只中です。

ラマダンとは、昼間太陽が昇っている間は食べ物、飲み物を、

一切口にしてはいけないという、

イスラム教の修行です。

確かセックスも昼間はしてはいけないんじゃないかな。

もちろん結婚してる人の話ですが。。。

1年に一回、約1ヶ月。年によって日にちがずれます。

近年はラマダンが夏にかぶるということで、

水は飲んでもいいというおふれが出たという話もありますが、

私の彼は一生懸命何も口にしないでいます。

こんな事したら、痩せそうって期待しそうになりますが、

昼間食べられない分、

日が暮れたらガッツリ食べる上に、

夜が明ける前にたくさん食べて、

昼間の食べられない時間を短くするためにたくさん寝るので、

むしろ太りそう。。。

今はスカイプの向こうで、

「えらいね〜頑張ってね〜」

って気軽な感じだけど、

来年結婚したら、

やはりラマダンをしなくてはいけないのだろうか、、、


2013年7月9日火曜日

一歩前進

彼が持ってきた書類の意味が全然わからぬまま早2週間。

放って置いたら、私の個人的な理由でモロッコに早く行かなくてならなくなってしまい、

余裕をこいてる場合ではなくなってしまいました。

さっそくモロッコ行の航空券をゲットし、

とりあえず在日本国モロッコ大使館に電話!!

「モロッコで必要な書類の紙をもらったんですけど、

アラビア語でわからないので、そちらに行ったら訳してもらえますか?」

「彼が英語やフランス語に訳してくれないんですか?!」

と、ぶっきらぼうに言われ、私もまだよくわからないので、

質問の仕方が悪かったのかもしれないけど、

他の質問に対しても

「言ってる意味がわかりません!!」

とか言われちゃって、、、めっちゃ怖い。

最後も中途半端に失礼しますとか言う言葉もなく、

ガッシャンという音が聞こえるかのように切られてしまいました。。。

その女性の機嫌が悪かったのか、、、

嫌な感じだな、モロッコ大使館。

結局、日本のモロッコ大使館では何もわからず。

夜を待ち、気を取り直して、

スカイプクレジットを使い、国際電話で、

在モロッコ王国日本大使館に電話をしました。

日本人の男性の方が電話に出て、

とんでもなく丁寧に必要な書類を教えてくれました。

こちらに始めから電話してたら、何でもなかったよっ!!

「戸籍抄本なども、日本語の物を持ってきて頂ければ、日本大使館で訳します。」

と、言って下さっており、

ホームページに載せているので確認して下さいということでした。

http://www.ma.emb-japan.go.jp/japonais/ryoji_kon-in_hitsuyoshorui.htm

確かにこのページをみれば、何も大騒ぎすることはなかった。

最後に

難しい話だから、彼との意思疎通が難しかったら

彼から日本大使館に連絡くれれば、モロッコ人スタッフが対応致します」

「わからない事があったらまた何でも聞いて下さい」

と、神様みたいな事をおっしゃってくださいました。

この方がモロッコにいてくださるなら、

本当に安心出来ると思いました。

モロッコ人を尊重しているなと、感じました。

もし、今モロッコ人との結婚で、わからないことを抱えている人、

在日本国モロッコ大使館ではなく、

国際電話で、在モロッコ王国日本大使館に電話して下さい!!!

日本からの電話番号 +212-537-63-17-82

モロッコからの電話番号 0537-63-17-82

モロッコ大使館の方、本当にありがとうございます。











2013年6月25日火曜日

必要書類


モロッコ人との結婚に具体的に必要な書類が書いてある紙を手に入れました!!!

モロッコ人の彼があちらの役所でやっともらってきたのです。

(前回も書きましたが、結婚するお相手がいる地域によって違う書類を出さなくてはいけな

いみたいなので、こちらを鵜呑みにしないように、ご注意ください。

ちなみに彼は首都ラバトに住んでいます。)

また一歩結婚に近づいて来たな、、、と嬉しく思いながらファイルを開けたら

                                                                       !!!!!

モロッコ人と結婚の際に必要な書類…
完全にギャグだろっ!誰が読むんじゃ??!!

フランス語でもないし、

写真みたいなファイルで送られてきたし、

これじゃあGoogle翻訳も使えんわっ!

しかもぱっと見、必要書類が超たくさんある〜((((;゚Д゚)))))))

まずは彼にアラビア語でWordで打ち直してもらうことになりました。

じゃないと、パソコンに取り込めないし。

はぁー…結婚への道長し。


2013年6月21日金曜日

言葉の壁

モロッコの共通語はアラビア語です。

あの左からグニャグニャ〜って書くやつ。

例えモロッコに住んでも、あの字だけは一生読めるようにならないだろうなぁって思います。

NHKのアラビア語講座もたま〜に、観ていましたが全然わかりません(~_~;)

そうじゃなくても、語学は得意な方ではなく、

私と彼の共通語である英語もままならないんです。

ケンカしても、言いたい事が上手に伝わりません…。

お互いに母国語ではないので、英語も他のランゲージみたいになっています。

言葉に詰まってると、彼が読み取ってくれる事も多々あります。

天性のものか、テレパシーとしか思えません。

愛があるとはこういう事なんでしょうかね(*^^*)

なーんて、言ってる場合ではなくて、

これでこんな複雑な国際結婚が出来るんだろうか…??

子供は何語を話すんだろう?

私たちって本当は分かり合えていないんじゃないかな。。。


普通に考えたら、それで好き同士なんて冗談ですよね。

外国人だから、興味本位で酔ってるだけだって思われてもおかしくないです。

でも、なんか理屈じゃないんだよなぁ。

この気持ちは。


言葉の壁はまだまだ高くて、大変そうだけど、

神様は乗り越えられる試練しか与えないっていうから、

きっと、大丈夫だ。












2013年6月18日火曜日

両親の反対

「モロッコ人と結婚するよー!」

って言って、両親が快く、

「いいよー!!」

って言ってくれると思いますか…?


うちの母も例外ではなく、今でもとっても嫌な顔をしておりますf^_^;)

それでもうちの両親は、寛大な方だとは思うんですけどね。

1人娘を外国で1人旅させる事に抵抗はなく、

「好きに生きてて羨ましいわね」

くらいの事しか言わないし。

でも、結婚となると話は別ですね。

やっぱり娘には幸せになってもらいたいからという、親心だという事は承知しています。

日本語が話せない、自分が会った事がない外人と大切な娘が結婚するなんて、、、

お母さん可哀想、試練だなって思います。

けれど、それでも諦められない。

親に反対されて、諦めるなら結婚なんかしない方がいいと思うんです。

いくら親でも、自分の人生の責任は自分でしか取れないんだから。

せっかくお母さんからもらった大切な人生を無駄にはしたくない。

だから、今はいくら反対されても結婚します。




でもね、お母さんも彼に会って、話して、彼の事がわかったら、

きっと大好きになるよ。

だって、お母さんが育てた娘が好きになった人なんだからさ。

自信を持ってそう言えます。

2013年6月10日月曜日

宗教問題

モロッコってイスラム教の国です。

宗教って日本では馴染みがないので、あまりピンと来ないかもしれないですね。

でも、なんとなくイスラム教といえば、、、

女の人はスカーフをかぶっている。肌をみせない。

豚は食べない。

アルコールは飲まない。

セックスは結婚するまでしない。

という、イメージくらいはあるんじゃないでしょうか?

全くこの通りでありまして、宗教はケンカの割合の7割占めています。

ムスリム(イスラム教の人)と恋に落ちた多くの人にとって、

結婚に踏み切れなかった理由にもなっているでしょう。

とにかく、ムスリムと結婚するには改宗しないといけませんので、

宗教に興味のない日本人にとっては、この上なく面倒くさい。

信仰深い人から浅い人まで、モロッコにも色々いて、

形だけでもムスリムになってもらって

結婚をするという人も少なくないようです。

しかし、どうも私の未来の旦那は深めで、

リアルムスリムになるまで結婚を待つと言っています。

それだけ真剣に考えてくれているとも言えますが…。

ムスリムにとってイスラム教は切り離せないとっても大切なモノなんですね。

彼はアッラー(イスラム教の神様)の次に私が大切なんだって。

昔は「何で私が1番じゃないのー!!!」って怒ったもんだけど、

彼にとってイスラム教とは、生活であり、文化であり、人生であり、、、

途中から彼の人生に介入した私がどうこう言えることではないんだと今は思っています。

宗教問題は、彼との会話にもよく出て来るんだけど、

結局いつも解決はしないで、文化は違えど本当に愛してるんだよって

伝え合って終了します。

悠長なこと言ってる場合じゃないけど、

お互いで歩み寄って行くしかないんだよなぁ…。







2013年6月8日土曜日

遠距離恋愛

外国人と付き合った事がある人は経験してるんじゃないでしょうか?

遠距離恋愛。。。

うちは半端ない遠距離なので、時差が9時間。

話せる時間も限られています。

向こうは仕事が終わって夜11時頃、私は朝起きて8時。

これがうちらカップルのベストな時間です。

もちろん毎日ではないですし、話せる時間も30分くらい。

メールもほとんどしないので、明日の朝は仕事が始まるのが遅いから話せるなぁという日前の夜に、私が電話して、次の朝、相手からのSkypeで起きるという、、、

普通だったら最強に面倒臭い事を喜んでやっていますf^_^;)

話せるよーって言ってても疲れて相手が寝ちゃってSkypeがかかって来ない事も珍しくないので、朝ちゃんとSkypeコールで起きれるとすごい嬉しくなっちゃう^ ^

遠距離恋愛は会いたい時に会えないし、触れないし、お金ばっかりかかるけど、


インターネット環境さえあれば、Skypeでどこにいても顔を見て話せる良い時代だよなと言い聞かせています。

会えない時間を知っているからこそ、
会った時の喜びとか、
一緒に居られるありがたさを噛み締められるから、

相手を大切にするために、そういう事を学ぶ時間を与えられているんでしょうね。

本当の愛に距離は関係ないんだと証明したい。


2013年6月7日金曜日

国際結婚

みなさん、国際結婚って考えた事ありますか?

そして、した事ある人いますか?

今、付き合って2月半の彼との結婚を考えています。

相手はモロッコ人。

モロッコって時差が9時間もあって、成田空港から直通の飛行機が飛んでいない、アフリカの1番北の西側で、サハラ砂漠の入り口がある、アラビア語をしゃべる、イスラム教の国です。

26歳になってとうとう結婚を決意したので、今日、在日本国モロッコ大使館に電話しました。

「もしもし、お伺いしたい事があるんですが、モロッコの方と結婚を考えています。どういう手続きが必要でしょうか?」

「お相手は日本にいますか?」

「いいえ、モロッコです。」

「じゃあ、こちらではお手続きできません。」

冷たっ!

「どうしたらいいですか?」

「あちらで結婚してくる方法とこちらで結婚する方法がありますが。

こちらで結婚をされるにはお相手がvisaを取って日本に来る必要があります。」

そのvisaがややこしいんだよ。モロッコは。

「visa取るの大変ですよね。。。」

よくわからないけど、インターネットで調べると貯金が500万円必要とか書いてあるんだ。

「向こうで結婚して来る場合の日本から持って行く必要書類を教えて下さい。」

「無犯罪証明書とかですけど、モロッコの地域によって違うので、相手に聞いてきてもらってください。」

「無犯罪証明書はどうしたらもらえるんですか?」

「警察ですけど、その際には大使館からの手紙が必要になるので、その時になったらまたお教えします。」

もうその時にだから、手紙ちょうだい。

と思ったけど、真剣な結婚かどうか確かめるためにしているのかもしれない。

とりあえず、彼に必要書類を聞いて来てもらおう!
前途多難になりそうな国際結婚。

それでも相手との愛と結婚の熱意があればどうにかなるはず!!

これから国際結婚しようといしている人、一緒に頑張りましょう!

経験者の方、アドバイスお願いします。
そしてあるあるがあったら笑ってください!